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北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は9日、ヨーロッパ諸国が長きにわたってアメリカに「不健全な相互依存」をしていると批判しました。

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トランプ米大統領は、かねてよりアメリカに軍事費を多く負担させるNATO加盟国への不満を表明してきました。4月にもNATO脱退の可能性に言及し、話題を呼びました。

そうした中、トランプ氏は8日、ホワイトハウスでルッテ事務総長と会談。ルッテ事務総長は会談後の講演で、「一部のヨーロッパ同盟国は、冷戦時代にアメリカとの数十年にわたる投資や、従来型の軍事協力関係から離れ、『不健全な相互依存関係』に陥った」「アメリカがあらゆる脅威に対処してくれるだろうという考えに頼った結果、ヨーロッパの軍事力は縮小し、国防予算は無意味なものになってしまった」と認めました。

また、NATOは3月、「全加盟国が防衛費を国内総生産(GDP)の2%以上拠出する」という2014年に合意した目標を初めて達成しました。これについてもルッテ氏は、トランプ氏の働きかけで軍事力が強化され、「1世紀以上にわたる停滞と衰退を覆した」と述べました。

NATOは昨年、防衛費のGDP比率を2035年までに5%にすることで一致しています。その際にも、ルッテ氏はトランプ氏に感謝し、アメリカとの協調姿勢を示していました。

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