革命後のエジプトが9月に控えている国政選挙の大きな焦点が、イスラム主義を掲げてきたムスリム同胞団の存在だ。同グループはムバラク政権下では非合法扱いされていたが、5月に「自由と正義党」を結成、選挙に打って出ようとしている。宗教と民主化の関係が注目されるエジプト国内情勢について、2日付英紙フィナンシャル・タイムズの記事から紹介する。

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