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来年11月の米大統領選に向けて、動きが本格化しています。
バイデン米大統領は25日、自身のツイッターで公式に再選挙への出馬を表明しました。
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バイデン氏はこれまでも出馬の意向を示してきました。
宣言に先立つ14日には、記者団に向けて「比較的すぐに発表する。再び出馬するつもりだ」と語り、20日には米ワシントン・ポスト紙が、バイデン氏が公式に出馬表明する準備を進めていると報道。注目を集める形で25日、公式に出馬表明がなされた形です。
バイデン氏は出馬表明のビデオで、トランプ前大統領を支持する「MAGA過激派」との戦いが続いているとし、こう述べています。
「4年前に私が大統領に立候補した時、アメリカの魂をかけた戦いだと言いました。今なおその戦いは続いています」「我々が直面している問題は、数年後に我々がより多くの自由を手に入れるか、それとも自由が減るのか、より多くの権利か、それとも権利が少なくなるのかということです」
「現状に甘んじるべき時ではありません。だからこそ私は再選に立つのです」「この仕事をやり遂げましょう。我々ならできると、私は知っています」
バイデン氏は、自身が出馬する大義として「自由」や「民主主義」を守るための戦いを掲げています。
一方でバイデン氏の支持率は低迷を続けており、ロイター/イプソスが19日に発表した世論調査では39%と、就任以来の最低水準に近づいています。また、25日にロイター/イプソスが公表した世論調査によれば、民主党支持者の回答者のうち、44%がバイデン氏は再選を目指すべきではないと答えたとのことです。
民主党内の候補指名争いには、ジョン・F・ケネディ大統領の甥で、ロバート・ケネディ司法長官の息子であるロバート・ケネディ・ジュニア氏や、自己啓発の著書で知られる女性作家のマリアン・ウィリアムソン氏が出馬表明をしています。
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