今回公開されたUFO画像(ジェレミー・コーベル氏のYouTubeチャンネル動画「BAGHDAD PHANTOM UAP」よりキャプチャ)

《ニュース》

米空軍が国防総省のUAP(未確認異常現象)調査機関に共有していなかったとみられるUFO画像を、そのことに不満を持つ空軍内部のメンバーが流出させたと、英デイリー・メールが報じています。

《詳細》

UFO画像は2022年5月、イラクのバグダッド近郊の上空で、米空軍の攻撃型ドローンに搭載されたサーマルカメラで撮影されたもの。細長い円筒状の物体が、画面の左から右へ横切る様子を捉えています。

通常、高速で飛ぶ飛行機などからは、エンジンなどの熱が感知されます。しかし捕捉された飛行物体はむしろ周囲よりも低温であり、推進装置もないとのことでした。

その異様な特性から、同事案は空軍内で、「UAP」と分類されたといいます。しかし同件を含めて、空軍における複数の事案が、国防総省のUAP(未確認異常現象)調査機関である「全領域異常解決局(AARO)」にも共有されずに葬られており、そのことに不満を持つ空軍メンバーが、ジャーナリストのジェレミー・コーベル氏とジョージ・ナップ氏にリーク。両氏がこのほどポッドキャストの番組において公開しました。

両氏は年初、米軍の偵察機が2016年にイラクのモスル上空で撮影し、政府内でも機密映像とされていた、金属球のような飛行物体の画像を公開し、波紋を呼んでいました。

《どう見るか》