《ニュース》

ブラジル政府が一般向けに公開しているUFOに関する資料がネットを中心に話題になっています。

《詳細》

2012年5月にブラジルの情報公開法(LAI)が制定されて以来、UFOに関連する資料の公開請求が殺到しました。

その結果、ブラジル空軍が所有しているUFO関連の資料は国立公文書館に移管され、公開されています。それらの資料の中には、UFOの目撃例をはじめ、UFOに連れ去られたアブダクション事例やUFO写真・動画・音声・文書などがまとめられています。

こうした情報公開を受けて、UFOの調査団体「未確認飛行物体調査システム(SIOANI)」も設立されています。

中でも特に話題を呼んでいるのが、1986年5月19日に、ブラジルのサンパウロ、リオデジャネイロ、ミナスジェライス、ゴイアスという4つの州で合計21個のUFOが目撃されたというものです。UFOの目撃情報は民間人だけではなく、軍関係者などから寄せられ、ブラジル空軍の統合防空・航空交通管制センターのレーダーも同じタイミングでUFOを検出。同空軍の戦闘機5機がUFOの迎撃を命じられ、発進しています。

当時、統合防空・航空交通管制センターの航空管制官だったセルジオ・モタ氏が「パイロットはターゲット(UFO)を時々、目視できたものの、レーダーには何の記録も残っていませんでした。また、レーダーが物体を検出していても、パイロットはUFOを目視できないこともあったのです」と証言しています。

後にまとめられた報告書の中には、「司令部が観測した物体を追跡して距離を保ちましたが、この物体は編隊を組んで飛行する能力を有していたため、有人ではなくとも知性を持っていることが確認できました」との見解が記されています。

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