2023年2月号記事

癒しの地・横浜市戸塚区

「病に負けない」元気の秘訣

歳を重ねても、病気になっても、それを乗り越えていくための秘訣とは──。

神奈川県横浜市戸塚区には、かつて東海道の「戸塚宿」があった。江戸を早朝に出れば、夕刻前に到着する距離であるため、多くの旅人が1日目は戸塚に泊まり、疲れた体を癒した。江戸時代後期の戯作者・十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』の主人公である弥次郎兵衛と喜多八も戸塚に宿泊している。

戸塚区にある幸福の科学の横浜戸塚支部の近くには、戸塚宿の入口があったことを示す「江戸方見附跡」や街道の一里ごとに設置された土盛りの跡「戸塚一里塚跡」などがある。

コロナ禍で分かった助け合いの精神

布川静江

布川静江さん

癒しの地として栄えた戸塚には、今も、病気を乗り越えた元気な人々が暮らしている。

89歳で一人暮らしの布川静江さんは今夏、3日間寝込んでいた。3日目に救急車を呼んだが、新型コロナウィルス感染がピークの時期だったため、受け入れてくれる病院が見つからない。ようやく検査だけしてもらうと、コロナ陽性が発覚。「10日間、自宅療養するように」と帰された。

3日間何も食べていないが、食べられる物がない──。幸福の科学の信者である布川さんは横浜戸塚支部に電話した。すると、すぐに法友(*)の村上盛也さんがそうめんをゆでて持ってきてくれた。「10日間毎日、村上さんや他の法友たちが別メニューの食事をつくって運んでくれました。本当にありがたかったですし、命拾いしました」。しばらく後遺症が残ったが、3カ月して完全に回復したという。宗教は「助け合い」という面で大きな役割を果たしている。

(*)幸福の科学の真理(法)を共に学んでいる仲間のこと。

 

次ページからのポイント

体験談:心の力で病気が治った!

瞑想でコロナも撃退できる

「地域の幸福」のために活動する横浜戸塚支部の方々の声