西岡武夫参院議長の呼びかけで、増税に反対する超党派の議員連盟が発足した。

12日付産経新聞によると、東日本大震災の復興財源として消費税の増税が取り沙汰されていることを受けて、西岡議長が「増税によらない復興財源を求める会」を立ち上げ、11日に参院議長公邸ですでに打ち合わせ会を開いている。

参加したのは、民主党の松原仁、自民党の中川秀直、公明党の遠山清彦、みんなの党の渡辺喜美、社民党の阿部知子、国民新党の亀井亜紀子らの各氏。たちあがれ日本の平沼赳夫氏もメンバーに入っているという。

彼らの主張は、増税ではなく、震災国債を発行して復興財源に充てるというもの。極めて常識的な政策だ。参院議長が呼びかけて議連をつくるのは異例だが、そもそも震災直後に増税を図ろうという方が極めて異例だ。この動きを産経以外報じていないのも気になるが、反増税の動きが広がることを期待したい。（村）

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