2022年4月号記事
新・過去世物語 人は生まれ変わる
中国でゾロアスター・洪秀全が立ち上がる!
独裁政権を倒す「宗教革命」の魂
人は、何度も生まれ変わりながら、魂を磨き、人格を向上させていく永遠の存在。その生まれ変わりの過程は、一人ひとりの個性によって彩られた物語となる。幸福の科学の霊査で明らかになった偉人の転生をひもとけば、時を超えて輝く魂の光が見えてくる。
監視、拷問、強制労働、そして侵略──独裁国家・中国は、まさに、この世に地獄をつくり出している。だが、今そこに、神が蒔いた「革命の種」が眠っている。
大川隆法・幸福の科学総裁の霊査によれば、古代ペルシャで「光の神」の言葉を伝えた偉大な宗教家ゾロアスターの意識体が、19世紀半ばに「太平天国の乱」で清帝国を揺るがした洪秀全という宗教指導者として生まれた。そしてこの魂は今、中国のどこかに生まれ、新たな革命の準備を始めているという。
その魂はどのような力を持ち、どのような革命を起こすのか。転生の過程を追いながら、想いを馳せてみたい。
日本では無名?
世界宗教に先駆けた「天啓宗教」の祖
ゾロアスター教について知る人は、日本では数少ないだろう。いたとしても、火を拝む儀式や鳥葬といった風習を覚えている程度かもしれない。だが、ゾロアスター教は、メソポタミア地域(現在のイラン・イラク周辺)を支配したササン朝ペルシャの国教となり、後代の世界宗教にも影響を与えた。人類史上に燦然と輝く天啓宗教(*1)の先駆けだ。
ゾロアスターの生没年については諸説ある。だが大川総裁の霊査によって、今から約2800年以上前だということが明かされた。
史料によればゾロアスターは、東北イランから南ロシアに至る地域で遊牧生活をしていた部族の祭祀の家に生まれた。そして30歳で光の神オーラ・マズダ(*2)からの啓示を受ける。40歳で伝道の旅に出、42歳で一地方の王の改宗に成功。それから時代を経て、教えはペルシャ全域に広がっていった。
(*1)天からの啓示に基づく宗教。啓示宗教ともいわれる。ゾロアスターは教えを説く人格神を信仰対象とし、自然崇拝からの離脱を進めた。
(*2)霊査によるとその光の神は、地球の至高神「エル・カンターレ」であった(オーラ・マズダはアフラ・マズダとも表記される)。
元祖「天国と地獄」を説いた宗教家
信仰で清朝を揺るがした
ロシアの文学者にも転生している