2022年2月号記事

あの偉人たちも足を踏み入れた──

幻の聖地シャンバラは実在した!


大川隆法・幸福の科学総裁は著書『メシアの法』において、地球の霊的センターである「シャンバラ」の秘密を明かしている―。


ユーラシア大陸のどこかに存在するとして、古来、世界の人々が探し求めた伝説の聖地、シャンバラ──。その理想郷の名はサンスクリット語で「幸福の源」を意味する。

チベットに伝わる西方大蔵経には「シャンバラの帝王が天の軍勢を率い、世界に永遠の黄金時代をもたらす」という予言が記されていた。入滅直前の釈迦がシャンバラの王にその秘儀を伝授したと記す仏典もある。

この伝説が17世紀、ヨーロッパにも伝えられると、人々の間で、聖地への憧れが高まった。

19世紀にスピリチュアリズムが興ったころ、神智学の創始者・ブラヴァツキー夫人が「シャンバラは世界の偉大な神霊が集う霊的な中心地である」と訴え、その名はさらに広まる。

20世紀には、文化財保護条約(レーリヒ条約)の成立に貢献した著名なロシア人思想家・画家のレーリヒが、宗派の枠を超えた聖地「シャンバラ」の実在を訴え、その名は再び注目を集めた。

伝説に心奪われ、シャンバラを実際に発見しようと試みた人たちも多い。レーリヒに感化されたヘンリー・ウォーレス米副大統領もその一人。F・ルーズベルト政権初期に農務長官だった彼は、中央アジアの"土壌調査"という名目で予算をつけ、調査団にレーリヒを入れてインドに派遣した。

だがその真の姿は謎のまま。どこにあるのか。ヒマラヤ山脈のさなかか。ゴビ砂漠のどこかか。その場に行けば、都市のように目の前に広がっているのか。選ばれし者にしか見えないのか。そもそも存在するのか──諸説あるが、誰も答えを知らなかった。

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『メシアの法』
幸福の科学出版
大川隆法著
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この秘密のベールの奥にある真実を、大川隆法・幸福の科学総裁が著書『メシアの法』にて明かした。

大川総裁によれば、「シャンバラ」は、エベレストの地下付近に存在し、インドやネパールにその入り口がある。そこは「地球の霊的センター」。古今東西の文明で宗教、芸術、政治、科学などの原点をつくった偉人やマスターが招かれ、「霊的覚醒」を得るための修行を行ってきたという。シャンバラはいわば、地球における精神文明の源流であり、霊的思想を流す心臓部とも言える。

そして大川総裁は、シャンバラに足を踏み入れた、あるいは睡眠中などに霊的に招かれて修行した偉人の名を挙げていく。

 

次ページからのポイント

現代に残るイエス・キリストや老子の伝説

芥川龍之介や川端康成も、シャンバラに出入りしていた

ジョン・レノンのインドでの霊体験

"シャンバラ"は原爆投下を止められた!?