3月11日以来、菅政権が設立した20を超える震災対策の組織を整理することになった。

3日付の日経新聞によれば、連休中にも整理案を発表するという。

だったら最初からつくらなければいいのに、と思ってしまう人は少なくないだろう。今後は、首相が本部長を務める「緊急災害対策本部」と「原子力災害対策本部」に機能を集約するという。

震災から2カ月近く経とうとしているのに、いまだに指揮命令系統が一本化されていない点に、現内閣の緊急対応能力の低さが現れている。次の“有事”が起きたらどうするつもりなのだろうか？ 迅速な組織の立て直しを期待したい。（村）

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