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トランプ陣営の弁護士団は19日(現地時間)に記者会見を開き、ジョージア州やアリゾナ州で訴えを起こすと発表しました。

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トランプ氏の顧問弁護士である、ルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は記者会見の中で、「全米で組織的な不正が行われた」と主張し、「ジョージア州で大規模な訴訟を起こすところだ」と述べました。

ジュリアーニ氏は「アトランタ市では、共和党の監視員が不在者郵便投票の開票プロセスを見ることが許されなかった」ことや、「2回投票した有権者や州外の投票者が多数いて、私たちは脅迫と票の変更に関する詳細な証拠を持っている」と述べました。

加えて、トランプ陣営はアリゾナ州でも訴訟を起こすことを検討しており、バージニア州とニューメキシコ州での訴訟も視野に入れているとの考えを示しました。

さらにトランプ陣営の弁護士である、シドニー・パウエル氏は同記者会見で、ジョージア州の知事と州務長官が、大統領選で使用された投票の集計機を提供したドミニオン社から賄賂を受け取り、告発者からも「驚くほど詳細な宣誓供述書」があると話しました。

供述書の中には、集計機のソフトを提供するスマートマティック社と共謀し、ベネズエラの官僚が、同国の選挙結果を操作した過去を例証。スマートマティック社のソフトを使えば、大統領選の投票結果を改ざんできたという内容も含まれているといいます。

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