震災後の1ヵ月で海外投資家による日本株の買い越し額が14日、約1兆5500億円に達した。15日付日経新聞が報じている。
日経平均株価は震災後の3月15日に8000円台まで急落したが、その後、割安感が出たこともあって海外投資家の買いが入り、現在は9500円前後で推移している。
3月14日から4月8日までの週間ベースの投資主体別売買動向によると(東京証券取引所発表)、売買代金の7割が外国人。国内の投資家は売り越しが目立った。
震災による株安を、日本人はネガティブにとらえ、外国人は商機と見て買いを入れているわけだ。このピンチをチャンスととらえる発想こそ、今日本に必要なマインドだろう。(村)
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【4月15日分ニュースクリップ一覧】
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