二宮尊徳(1787~1856年)行基(668~749年)。イラスト:菊池としを、写真:beeboys / Shut terstock.com
2020年10月号記事
新 過去世物語 人は生まれ変わる
行基は二宮尊徳に生まれ変わっていた!
暗黒の時代に奇跡を起こす秘訣とは─
人は、何度も生まれ変わりながら、魂を磨き、人格を向上させていく永遠の存在。 その生まれ変わりの過程は、一人ひとりの個性によって彩られた物語となる。 幸福の科学の霊査で明らかになった著名人の「過去世」をひもとけば、時を超えて輝く魂の性質が見えてくる。
気が滅入るような時代になってきた。
国民は常にコロナ感染の恐怖に怯える。自粛ムードの中で消費は減退し、多くの企業はダウン寸前。「戦後最悪の大失業時代が来る」と予想される中でコロナ第二波、第三波がたたみかける可能性もささやかれる。
「疫病・飢饉の時代」といえば少し前まで、歴史上の話だった。しかし令和日本に、同じような暗雲が立ち込める─。
しかし私たちは歴史の中に、そうした時代を生き抜いた先人の智慧を求めることができる。
本記事で紹介するのは、行基菩薩と称される天平の高僧。天然痘が猛威を振るった奈良時代、民衆を心身共に救済し、大仏建立という大事業に導いた。
幸福の科学の霊査によるとその魂は、江戸時代に飢饉のなか無数の農村を復興させた農政家・二宮尊徳として生まれた可能性が高い。
この二人に共通する、暗黒の時代に奇跡を起こす秘訣─それは、民衆一人ひとりの可能性や善性を信じ、開花させることだった。
疫病・不作などから国を護る大仏建立
給付金よりも、勤労の喜びを教える
奇跡を起こす、自助の精神と布施の精神