2020年、この地球に大きな"変動"が起き始めている。
中国発・新型コロナウィルスが猛威を奮う最中、米国防総省がこのほど、公式に米海軍が撮影したUFOの動画をリリース。これを受ける形で、これまでUFOや幽霊、超常現象などを「科学的根拠に基づいて」否定する報道が多かったNHKが報道したのだ。
28日午前4時30分からのNHK総合の報道・情報番組「おはよう日本」では、米国防総省がリリースした動画を流しながら、内容を解説。楕円形の物体が高速で上空を移動する様子を映した、15年1月に撮影された動画では、物体が途中で回転を始め、海軍のパイロットが「あれを見ろ」などと驚きの声を上げる音声も流された。
NHKは18年7月に、教養バラエティ番組「又吉直樹のヘウレーカ!」で、地球外生命体が存在する可能性について探った。知性を有した「宇宙人」という枠組みではなく、微生物やウィルスを含む何らかの「生命体」が存在するかもしれないというスタンスではあったが、それでも「あのNHKが地球外生命体を肯定した」と話題になった。
今回のUFO動画をNHKが報道番組で取り上げざるを得なくなっていることからも、UFOについての認識が世界で進んでいると言えるだろう。
以前から非公式で公開されていたUFO動画
今回、米国防総省により公開された動画は、以前、本欄( https://the-liberty.com/article/16262/ )でも紹介したことがある。2004年と2015年に米海軍が、演習時に目撃した3種類のUFOを赤外線カメラで撮影したものだ。
それらの動画は、2007年、2017年に無許可でネット上に公開されたことが世界中で大きな話題となり、海軍もそのUFOを「本物である」と認めていた。
そして、このほど、米国防総省がそれらの動画を公式に公開。海軍に続いて、ペンタゴンという大きなアメリカの公的機関がUFOの存在を公式に認めたといっていいだろう。
公開の理由は「出回っている映像が本物なのかどうか、他にもまだあるのではないかといった人々の誤解を解くため」としている。
自衛隊がUFO遭遇時のガイドラインを定める
この米国防総省のUFO動画公開の情報はツイッターのトレンドの上位に上っている。この情報を受け、河野太郎防衛相が28日の記者会見で、自衛隊がUFOに遭遇した際の対応の手順を策定することを明らかにした。
河野氏は、自身はあまりUFOを信じていないとしながら、「アメリカ国防総省が画像を出したので、真意や分析を聞きたい」と発言。「自衛隊のパイロットはこれまでそういった場面(UFO)に遭遇したことはないと聞いているが、そういうことがあったときに、映像が撮れるなら撮り、報告をするということで、航空自衛隊やそれぞれで相談してもらいたい」と述べ、自衛隊の航空機などがUFOに遭遇した際の手順を定める必要があるとの考えを示した。
この記者会見についても、NHKが報じている。
もともと、この動画が非公式にネット上に流れた当時から、世界で非常に多くの反響があり、米海軍もUFOの存在を公式に認め、2019年4月には、UFOに遭遇したときの報告のためのガイドライン作成に着手することとなった。
目撃事例が多発する中、国防上の理由からも、ついに無視することができなくなってきたのだ。正体は不明とされながらも、もう地球人はUFOと"接触"しているのだ。
これまで日本では、公の場でUFOについて語られることは少なかったが、ここに来て急展開を見せている。防衛省がUFOの遭遇時の対応を始めることで、日本でもUFOについて研究が始まることを期待したい。地球はもう宇宙時代に突入しているのだ。(純)
【関連書籍】
大川隆法著 幸福の科学出版
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2019年4月25日付本欄 米海軍がUFO目撃報告のためのガイドライン作成中
https://the-liberty.com/article/15704/
2019年9月20日付本欄 米海軍がUFO映像は「本物」と認める 著名物理学者も「UFOの可能性」指摘