現在、主として農業を仕事にしている人は140万人おり、この数は年々減っています。

さらに、その平均年齢は66.6歳と高齢化しています(農林水産省統計より)。

どんな人であっても、まったく食べずに生きていくことはできません。農業は、人々の生命や文化にかかわる重要な産業なのに、多くの農家が高齢化し、後継者不足に悩んでいます。

特に地方では農業は主要な産業ですが、若い人が農業に魅力を感じられずにふるさとを離れ、衰退していくケースもあります。

どうすれば農業が魅力ある産業となるのでしょうか。

Q:「農業はあまり儲からず、魅力がない」というイメージがあります。農業従事者を増やすには、補助金を増やしたほうがいいと思うのですが。

A:補助金がコメよりも少ない果物や野菜の方が、農作物の売上は高いです。日本の農業は、補助金がなくても、規制緩和と農業機器への投資でもっと発展させていけます。