統一地方選が終わり、7月の参院選の行方がにわかに注目を浴びている。

そうした中、幸福実現党の森山よしのり氏が24日、北海道庁で記者会見を開き、参院選の北海道選挙区に立候補する意向を明らかにした。森山氏は、主に以下の3つの政策を掲げている。

1.消費税5%への減税と、日本の製造業の復活で、経済成長を!

日本がここ30 年にわたって経済成長しなかった原因は、主に2つある。一つ目は、消費増税が、GDPの約6 割を占める個人消費に大きなブレーキをかけたこと。もう一つは、産業の空洞化で、日本の製造業が地盤沈下したこと。この流れに対し、消費税を5%に減税することで、可処分所得を増やし、景気を拡大させる。

2.脅威に屈せぬ国防を!

「自分の国は自分で守る国防体制」を築く。憲法改正で、自衛隊を「防衛軍」に位置付ける。防衛予算をGDP比で2%に増やし、防衛を強化。また、台湾との国交回復や日露平和条約の締結で、「対中包囲網」を形成し、日本の安全を守り抜く。

3.北海道の繁栄の実現!

北海道の札幌、旭川、稚内からロシアのサハリンを通じて、日本の鉄道とシベリア鉄道を連結させ、北海道の農産物などをヨーロッパに輸出し、観光産業も盛り上げる。また、第二青函トンネル計画も進め、本州との物流のパイプを太くする。漁業においても、資源管理を行い、漁業者の所得を増やす。さらに防衛産業、航空産業、宇宙産業を北海道に誘致する。

森山氏は、日本が世界の理想的なリーダー国家となり、アジアの人権国家として国力を発揮することを志しているという。同氏は、北朝鮮籍と見られる漁船の漂着が相次いだことを受け、その対策を求める要望書を関係機関に提出するなど、具体的な行動も起こしてきた。

森山氏の今後の活躍を期待したい。

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2017年12月9日付本欄 北朝鮮の船が漂着した北海道松前町に、幸福実現党が要望書を提出

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2017年1月号 釈量子の志士奮迅 特別対談 - 釈量子 × 森山よしのり 「北海道よ、大志を抱け」

https://the-liberty.com/article/12234/