人間が全く操作しないレベルでの自動運転の実証実験が、日本でも始まっています。

全日本空輸(ANA)とソフトバンク系の自動運転事業会社SBドライブが、東京・羽田空港周辺の公道でバスの自動運転の実証実験を始めたことを、このほど発表しました。2020年以降の実用化を目指しているといいます。

自動運転の実現に向けては、パソコンの頭脳であるCPUを開発する米インテル社と日産自動車が提携したり、米グーグル系の自動運転開発会社ウェイモが、自動運転車を使った実験を今年前半に米アリゾナ州の公道で始めることを発表するなど、動きが加速しています。

本欄では、今後の自動運転に関するニュースを楽しみに見るためにも、その技術がどこまできているのか、何が課題なのかについて、ざっくり解説したいと思います。