《本記事のポイント》

  • 米ワイオミング州で行われたUFO会議でUSOが報告された
  • 海中を時速1000キロで移動する物体を発見
  • 米軍はUSOを記録に残している

UFOのような未確認物体は空を飛んでいるだけではない。どうやら海の中でも、ひんぱんに"飛び交っている"らしい。その名もUSO(Unidentified Submarine Object、未確認潜行物体)という。

9月14日から3日間、アメリカのワイオミング州のデビルズ・タワーで、UFO会議「デビルズ・タワーUFOランデブー」が開催され、興味深い海の中のUSOの存在について発表があった。

海中を時速1000キロで移動する物体!?

英SUN紙やインドのインターナショナル・ビジネス・タイムス紙他によると、特撮を専門とする会社のCEOであり、UFO研究者のマーク・ダントニオ氏が、ビジネスの契約相手でもある米海軍の潜水艦に乗艦する機会があり、その時に目撃したUSOを発表したという。

それによると、ダントニオ氏が、北大西洋で潜行中の米海軍の潜水艦の中で、ソナー要員の隣に座っていると、突然、ソナー要員が高速で移動する物体を見つけ「fast mover, fast mover」と叫んだという。ちなみに「fast mover」とは軍ではジェット戦闘機を示す俗語だが、直訳は「速く動くもの」だ。

彼の上官が速度を確認すると、数百ノット(時速約1000キロメートル)だった。ほとんどの潜水艦と魚雷は、最高でも40ノットで、ロシアには200ノットを超えるものがあるというが、通常、海中を数百ノットで移動するものは存在しない。

上官は、それを記録した上で保管するよう指示したという。当時「Fast Mover Programme」という計画があって、その一環だったらしい。4年後にダントニオ氏は、その上官にそのプログラムについて直接確認すると、その存在は認めるも計画については話せないということだったが、USOは日常的なことらしいことはわかった。米軍はそれを記録に残しているのだ。

未確認の高速移動する物体は、空だけではなく海にもいるということのようだ。メキシコでは、噴火している火山の中に出入りするUFOが何度も監視カメラに写っている。南極の氷の下に、UFOらしき姿が写っている写真もある。彼らはもう、地球のどこにでもいるのではないだろうか。(純)

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