プログラムが出題した暗号を解読し、コインを"採掘"するためのコンピューター。写真:ロイター / アフロ
2017年10月号記事
ニュースのミカタ 2
経済
ビットコイン、ひと月で時価2倍
熱狂呼ぶ「ゲームコイン」の末路
「使いやすい上に、持っていたら価値が増え続ける」
こんなおいしい通貨が本当に、あり得るのでしょうか―。
電子情報として持ち歩き、スマホなどで決済をする仮想通貨「ビットコイン」の利用者が、急激に増えています。多くの人が円やドルなどと換金するため、「1ビットコイン」あたりの時価が、1カ月で2倍になるなどして、話題を呼びました。
決済に導入する店舗も増え、「ビックカメラ」「新宿マルイ」などでは、店頭に「ビットコインつかえます」という表示が見られます。
ビットコインがこれほど人気を集める理由は、主に2つあります。
一つは、送金コストの安さです。円やドルを、誰かの口座に振り込む時には、手数料を取られます。しかしビットコインは、銀行を経由せず、まるで「メールを送る」ように送金するので、コストがタダ同然なのです。
とはいえ、 ビットコインが人気を集める最大の理由は、何といっても「価値が増えている」こと。 1カ月で、持っているお金が2倍になるなら、夢のような話です。