15日昼頃、北方領土の歯舞群島の南海域で、ロシアの国境警備隊と見られる船に日本漁船が照明弾を撃たれたとの情報が、各紙電子版で報じられている。根室海上保安部は聴き取りをして事実関係の確認を急いでいる。

一部メディアでは、ロシア国境警備隊が、日本漁船が国境を越えてタラ漁をしていたため発射したと説明していると伝えている。

同様の事件は昨年5月にも起きている。日本のEEZ(排他的経済水域)内の奄美大島沖で、日本の海上保安庁の測量船が中国の海洋調査船に測量中止を迫った。

北方領土問題が大きく揺さぶられる中、ロシアが、北方領土の周辺海域を我がもの顔で航行し、北方領土を自国の領土と既成事実化させようとする、「第二の中国」と化することが予見される事件だ。(吉)

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