2月4日付け産経新聞コラム「あめりかノート」で、米国が中国の軍事拡大を真剣に心配している現状を伝えている。「中国が、『積極防衛』の名の下に大規模な軍拡を進め、東アジアでの軍事能力を高めて、その地域から米軍を締め出すことを意図している」という認識が大前提になっているという。記事が紹介する米国議会の公聴会で行われた主な指摘は以下の通り。
西沙諸島(ベトナム)や南沙諸島(フィリピン)から米軍が退いた後に、中国が実効支配に乗り出した歴史的事実は、リバティ本誌でも伝えてきた。
参照記事:「201X年 日本再占領!?」( http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=74 )。
現在、日本にも沖縄から米軍を追い出そうとする流れがあるが、感情論が先行すれば国は滅ぶ。今日本に必要なのは日米同盟の堅持であり、国防強化を進めることだ。中国に「悪を犯させない」体制をつくり、アジアの安定を保つことが、日本に求められているのである。(格)
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