政界では、「来年1月解散説」が取り沙汰されています。
噂されている解散シナリオは、次の通りです。12月15日のプーチン露大統領の来日と、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)法案成立で波に乗り、来年1月の通常国会冒頭で解散に打って出る、というものです。
もしこの衆院選に勝利すれば、安倍政権のさらなる長期化も夢ではありません。安倍晋三首相が行った9月の所信表明演説でも、「2020年」と「未来」というキーワードが並び、長期政権への意欲がにじんでいるとも報じられています(9月27日付日本経済新聞)。
にわかに高まる長期政権論。口火を切ったのが、自民党の二階俊博幹事長のこの言葉でした。