移転問題で揺れる築地市場(画像はKenishirotie / Shutterstock.comより)。
先月末から始まった東京都議会の定例会。無党派層からの支持を得る小池百合子・新知事が、自民・公明両党で議会定数の過半数を占める状況下で、どのような議会運営をしていくのか、注目が集まっている。
そんな中、小池氏は、今月末に政治塾「希望の塾」を発足させ、来年7月に行われる都議会選挙に、塾生を立候補させる可能性に言及。「大阪維新の会」や、名古屋の「減税日本」などの地域政党との連携もささやかれており、自民党の都議団をけん制し始めている。
都議団としても、制止を振り切って知事選に出馬し、約300万票の民意を味方にする小池氏に対し、慎重な姿勢で臨んでいる。現状では、建設費が高騰する東京五輪問題と、築地市場の豊洲移転問題をめぐって、どう対応するのかお手並み拝見といった状態だ。
自民党ですら手出しができない小池氏。彼女の強さの秘密は何なのか。幸福の科学グループの大川隆法総裁の著書『小池百合子 実力の秘密』から、その謎を紐解く。