本欄では、「景気回復のためには"消費"の拡大が必要」と主張することが多いです。一方で、「"貯蓄"が資本主義の精神」と主張することもあります。

読者の方からも、「結局、どちらが大事なの?」というお声も頂いております。

また個人としても、「貯蓄をしたいけれど、日本経済のためには消費をした方がいいということなのか」と思われている方もいるかもしれません。

その点、考え方を整理してみようと思います。