政権交代を控えた台湾の馬英九政権の"悪あがき"なのか? それとも、中国との"共謀"なのか?
海上保安庁はこのほど、東京都小笠原村に属する沖ノ鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)で、違法操業していた台湾漁船1隻を拿捕した。
これに対し、中国寄りで日本に冷たかった、台湾の馬英九総統(大統領)は、「沖ノ鳥島は島ではなく岩だ」と主張。27日には、台湾の漁民たち約200人が、台北にある日本政府の施設前でデモを行い、「日本政府は謝罪しろ」などとシュプレヒコールを上げ、施設に卵を投げつけるなどした。
これまで台湾は、沖ノ鳥島が「島」か「岩」か、という定義はしてこなかった。なぜ、今回、中国や韓国と同じような反日的な主張をし始めたのだろうか。