ジャパネットたかた創業者 髙田明氏インタビュー ストレスをためないために / ストレスに負けない 社長の健康力 STEP 01

ジャパネットたかた創業者 髙田明氏インタビュー ストレスをためないために / ストレスに負けない 社長の健康力 STEP 01

 

2019年10月号記事

 

ストレスに負けない

社長の健康力

 

「ストレス過多は体によくない」と頭では分かっていても、

会社のことを考えると、自分の健康は、後回しにしてしまう……。

ニッポンを支えるために孤軍奮闘する社長へ贈る、「健康力」を高める考え方。

(編集部 山本泉、飯田知世、塩澤沙智)

 

 

健康不安

不規則な生活

睡眠不足

眠りが浅い

朝起きられない

会食ばかり

カロリー過多

アルコールが体から抜けない

運動不足

体が思うように動かない

病院に行く暇がない

家庭のストレス

子供の養育費・学費

子供の反抗期

親の介護

親族間トラブル

家に帰っても気が休まらない

妻子との不和

相続

お金が貯まらない

人間関係のストレス

人手不足

高齢化

人材育成

能力の限界

すぐ辞める社員

派閥争い

世代間ギャップ

身内・社員の裏切り

労働組合

取引先との付き合い

冠婚葬祭

お金のストレス

売上不振

増税

賃上げ

資金繰り

株価

税金の支払い

社会保険料の支払い

決算

税務処理

確定申告

退職金の支払い

借り入れの返済

仕入れ代

給料の支払い

責任の重さ

意思決定

リストラ

投資の見極め

クレームへの対処

危機管理

将来への不安

自分の代わりがいない

孤独感

後継者問題

お得意様をつなぎとめる


contents


 

Contents

 

STEP 01

ストレスをためないために

  • ジャパネットたかた創業者 髙田明氏インタビュー
  • 「悩みを捨てる決断」

 

STEP 02

ストレス過多に対処するには

  • 経営のストレスを乗り切る
  • ラ・クォール本町クリニック理事長・院長 瀧野敏子氏インタビュー
  • 「社長さんほど自分の健康への投資を」

 

STEP 03

病気になってしまったら

  • 東條経営科学研究所社長 東條保子氏インタビュー
  • 「胃がんをきっかけにより大きな使命に生きる」

 


 

STEP 01 ストレスをためないために

 

悩みを捨てる決断

 

「ジャパネットたかた」を創業し、社長を退任するまでの29年間で、売上高1700億円超の企業へと成長させた。

現在は、経営難に陥っていたサッカーJ2の「V・ファーレン長崎」の立て直しに奔走。

髙田氏のストレスとの向き合い方とは。

 

ジャパネットたかた

創業者

髙田 明

(たかた・あきら)

1948年、長崎県生まれ。大阪経済大学を卒業後、阪村機械製作所に入社し海外駐在を経験。74年、父親が経営するカメラ店に入社。86年、「たかた」(現ジャパネットたかた)を設立。2015年、社長を退任。17年、「V・ファーレン長崎」社長に就任。

──激務の中で、健康を維持するために心がけていらっしゃることは何でしょうか。

髙田氏(以下、髙): 人から見たら健康だと言われます。今年71歳になりますが、自分としては自然体で生きているのかなと思います。

 

 

くよくよしない

: 健康の要素は「運動・食・睡眠」の3つと言われますが、その通りだと思います。健康寿命を延ばすために、病気にならない習慣をつくることが大事です。

 私自身の健康法は、やっぱり歩くことです。歳を重ねるにつれて、歩くことの大切さを感じてきました。ジャパネットの仕事をしていた時は、仕事の9割はテレビの前に立つことでしたが、スタジオの中でも結構歩いていたんですよ。それが一番健康で、そこから運動を意識するようになって。いつの間にか、ウォーキングシューズや腹筋マシン、ランニングマシンを紹介するようになりました。

 それと、食ですね。私は好き嫌いが全くないので、偏食しませんし、過食もしないんです。実質的には一食半しか食べない習慣がずっとあります。おいしいものが最後に残っても食べません。三食食べたら体がちょっときつくなる。間食もしないですね。体がそういう風に覚えているのかもしれません。

 睡眠は、いつでもどこでも、駅のベンチでも寝られます。悩んで眠れないことが人生でほとんどなかったです。横になったらすぐ寝てしまう。楽天的というのか、あまりくよくよしないんです。

 そう考えると、健康にとって一番大切なのはメンタルかもしれません。何かを引きずって精神が病んできたら、心身共に健康ではいられないですよね。のんきな方ですから、自分ではいい性格だな~、と思っています。でもサッカーでうちのチームが負けるともちろん悔しいし、「あ、残念だな」と思ってしまいますが(笑)。

 

 

「今」に最善を尽くす

: 結局、いつも何かに向かっている自分がいるんです。40年間ずーっと忙しい。新婚旅行も行けませんでしたから。全力で「今」を生き続けている中で、いつも走り回っている感じがします。

 

──売り上げや資金繰り、人材育成などの悩みがある中で、極限状態に陥ってしまう社長もいます。ストレスとはどう向き合えばよいでしょうか。

: 私はあまり先のことは考えないんです。ビジネスでも、5年計画や中長期計画を考えますが、私はそうしてきませんでした。

「こうなりたい」という希望があっても、先のことは分からない。だったら、「今」という瞬間を一生懸命に生きている方が、自分の目標に近づくと思うんです。だから私は全くストレスをためてこなかったんです。

 例えば、ジャパネットでテレビが最も売れた2010年は、売り上げは1759億円、利益は過去最高の136億円でした。ところがこの後、テレビが売れなくなった。2年間で売り上げが600億円減りました。

 普通だったら、「この会社、どうなるんだよ」となりますよね。ところが面白いことに、「どうにかなるさ」としか考えてない。そう思っていたらひらめいたんです。当時は、利益が73億円まで下がっていたんですが、「2013年12月の決算までに過去最高益を超えなかったら、社長を辞める」と宣言しました。

 どうするかは、やりながら考えていました。「テレビ以外にも力を入れようか」「エアコンも売れるだろう」「洗濯機も炊飯器も売ってないじゃないか」と、アイデアをポンポン投げていったら、若い社員も自分たちで動き出すようになったんです。結果的には154億円と、最高益を大幅に更新しました。

 ですから、よその会社や人と比較しなくていい。一日一日の「今」を生きることに、本気で取り組む。いつの間にか自分でそう考えているんですよ。

「『やる』という強い意志があれば、ほとんどのことは乗り越えていける」という感覚があります。自信過剰ではなくて、仲間が集まる中で一緒に乗り越えられる、という考え方です。

 

次ページからのポイント

できることに集中する

考えれば知恵が出る

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