青森の最高峰である岩木山は、その山容から津軽富士とも呼ばれる。写真提供:ピクスタ。
2019年4月号記事
地域シリーズ 青森
UFO多発地帯・青森のミステリー
イエス・キリストは青森に来たのか?
日本一と名高い本マグロや出荷量全国1位のリンゴなど、
海の幸、山の幸に加えて、青森には他県と異なる独特の土地柄がある。
UFOや宇宙人、そしてイエス・キリスト伝承―。現地を訪れ、神秘の足跡を辿った。
(編集部 片岡眞有子)
本州最北端の青森には、実は不思議な伝説がある。
秋田と県境を接する新郷村(旧戸来村)には、「イエス・キリストが眠る」という墓がある。1935年、「竹内文書」を継承する人物が突如村に訪れ、墓を「発見」した。墓の発見後、村にはマスコミや学者が殺到し、新聞にも大々的に報じられ、全国に知れ渡った。この墓を一目見ようと、国内のみならず、海外からも観光客が訪れる。青森にあるキリストの墓……。不思議としか言いようがない話だ。
青森に残る宇宙人の痕跡
写真提供:ピクスタ
県内に点在する縄文遺跡も、今なお謎が多い。5千年以上前の集落跡である青森市の三内丸山遺跡から出土された翡翠には、現代のレーザーでも難しい、高度な穿孔技術によって穴が開けられているという。
また、つがる市の亀ヶ岡遺跡から出土された、大きなゴーグルをかけたような遮光器土偶は、1千度以上の高熱を要する、高度な焼き上げ技術が用いられているという。古代日本は、なぜこれほど高度な技術を持っていたのだろうか。ひょっとすると、"地球外技術"かもしれない。
実は青森は、日本で最初にキャトル・ミューティレーションが報告された地だという。キャトル・ミューティレーションとは、主にアメリカや南米で報告されている牛の怪死事件だ。死体の一部が切り取られた上に、血液が抜かれているのが特徴で、宇宙人の関与を疑う説が強い。1989年、それが田子町で起きたというのだ。同年、読売新聞青森版や、当時の人気テレビ番組が紹介している。
UFO目撃情報も多い。
八戸市に住む山口正成さん(仮名・63歳)は、これまでに30回以上UFOを目撃したという。
「UFOを見始めたのは、中学生のころです。夜8時くらいに外に出ると、目の前に大きな星がありました。『こんなところに星があったかな』と思って見ていると、それがスーッと上に動き出したんです。ある地点でピタッと止まって。そこから高速でジグザグに動きながら雲の中に入っていきました」
同じく八戸に住む上野康平さん(仮名・77歳)も、こう話す。
「3年ほど前、朝4時半ごろに東の空を見ていると、上下に揺れながらゆっくり動く光がありました。航空整備士を10年ほど勤めていましたが、飛行機の動きとは思えませんでした」
今年の1月には、十字のように並ぶ計5つの光を見たという。
「こんな星座は見たことないと不思議に思っていましたが、その日以降、同じ配置の星を見ることはありませんでした」
青森は、UFO多発地帯なのだろうか―。青森で宇宙人に拉致された経験を持つ人物に、詳しく話を聞いた。
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