トランプ政権は新たに、中国製品に対する関税の税率引き上げを発表しました。

中国からの輸入品のうち、半導体や家具、衣料品など6031品目において、2千億ドル(約22兆2千億円)相当にかける関税を10%から25%に引き上げることを検討しています。

トランプ政権はその理由について、「中国が不公正な慣行を改めようとしないため」と説明しています。

これが実行されれば、25%の制裁関税の対象は、中国からの輸入額のほぼ半分になります。発動は9月以降になるとみられます。

これに対し、中国政府はアメリカからの輸入品約600億ドル(約6兆7千億円)分に、最大で25%の追加関税をかける報復措置を発表しています。