22日に投開票が行われた栃木県下野市議選と、兵庫県たつの市議選でそれぞれ、幸福実現党公認候補が当選を決めた。同党公認の地方議員はこれで21人となる。

栃木県下野市 石川信夫氏「心に寄り添う街づくり!」

だるまの目を描き入れる石川氏(右)と支援者ら。

下野市で当選を決めたのは、石川信夫氏(61)。下野市生まれの下野市育ちで、旧国分寺町役場勤務の後、複数の事業を営んできた。

ボランティア活動として障害を持つ方々への支援活動を16年間続けるなど、様々な形で地域に貢献。今回の市議選では、障害を持つ人を含めたすべての人が、この町に住んでよかったと実感できる「心に寄り添う街づくり!」を掲げた。

同氏は編集部の取材に次のように語った。

「支援者のみなさまが私の知り合いを見つけて、会わせてくださって、本当にありがたかったです。障害を持つ方々への支援活動をしていたのはずいぶん前なのですが、今回、その時ご縁のあった方々にも多大なご支援をいただきました。温かい絆が復活してとてもうれしかったです。

今回、障害児を持つ親御さんにもたくさんお会いすることができました。リバティ5月号に障害者雇用の記事が載っていましたが、私も、障害者の自立は大切だと思っています。障害を持っていてもいなくても、すべての人が幸せを感じられる街にしていきたいです。

下野市には天平の丘公園という約450本の桜の名所があります。この魅力を全国にPRするとともに、街のシンボルとして国分寺の七重塔の復元にも取り組み、たくさんの人で賑わう街にしていきたいと思います。生まれ育った愛する街のために、みなさまと一緒に頑張っていきます」

兵庫県たつの市 和田美奈氏「みなやってのける!」

だるまの目を描き入れる和田氏(中央)と支援者ら。

たつの市で当選を決めたのは、和田美奈氏(35)。たつの市の出身で、佛教大学大学院では日本史学を専攻。社会人生活を経てHS政経塾(*)でも教育改革や規制緩和などを学んだ。

「たつの市に女性力! 安心・安全・やさしいまちへ みなやってのける!」をスローガンに掲げ、女性目線のアイデアを取り入れた市政改革として、防犯灯増設などの安全対策や、出産・子育てがしやすくなるような制度改革を訴えた。

同氏は編集部の取材に次のように語った。

「合併して『たつの市』になってから初の女性議員になることができて、本当にありがたいことだと思っています。新人にもかかわらずたくさんの人が待っていてくれて、中には涙ながらに、『女性の悩みは男性議員だけではわからないから、絶対議員さんになってね』と言ってくださる方もいました。

こうした方々や、支援者のみなさまの思いを結集して当選を果たすことができました。未来を思う気持ちで、新人で30代の私を応援してくださったのだと思います。そうした気持ちをしっかりと受け止めて、女性をはじめ、今まで届いていなかった市民の声を届けていきたいと決意を新たにしています。

今回掲げた『みなやってのける!』というスローガンは、私の名前と、何でもやってのけるという意味と、みなさんでやってのける、という3つをかけたものです。この言葉の通りに、これからみなさんと一緒に何でもやってのけていきたいです!」

2人の活躍に期待したい。

(*)幸福の科学による、未来の日本を背負う、政界・財界で活躍するエリート養成のための社会人教育機関。

【関連サイト】

幸福実現党公式HP

https://hr-party.jp/

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