2016年5月号記事

大川隆法・幸福の科学総裁 講演会
「時代を変える奇跡の力」

恐怖支配に対して愛で世界を変える

2016年3月13日 マリンメッセ福岡

北朝鮮による水爆実験、ミサイル発射、中国による南シナ海のパラセル諸島へのミサイルや戦闘機の配備など、日本に国防の危機が迫っている。

ところが政府は、米軍基地移設をめぐる訴訟で、工事の中止を含む和解勧告を受け入れるなど、国防政策で妥協を繰り返している。命がけで国家と国民を守ろうとする気概ある政治家は見当たらない。

大川隆法・幸福の科学総裁は3月、マリンメッセ福岡で講演。国難が迫る日本に警鐘を鳴らし、世界の平和を守るために行動し続ける決意を力強く語った。

冒頭、大川総裁は、幸福の科学に多様な霊人たちが霊言・霊示を降ろしていることの意味を、「 幸福の科学は、その始まりにおいて、複数性を容認しているということ、すなわち『他人に対する寛容の心』をベースとして始まった宗教である 」と説明した。

一方、軍事力を拡大している中国・北朝鮮は、自由や民主主義といった価値観を否定し、全体主義的な傾向を持っている。こうした国々に支配されて、人々が幸福になることはない。

大川総裁は、反原発や反基地運動の背景に、「戦わずして日本を取る」という中国の意図があること、米韓合同軍事演習の最中にイランがミサイルを発射したのはイランと北朝鮮が裏で関係している証左であることなどを指摘し、次のように述べた。

私は宗教家として、日本人全員を危機にさらすことはできないのです

全体主義国家に対抗するには、信仰心を持ち、自らの利害を超えたもののために努力できる人が数多く出てくることが必要であり、宗教はそれを教える大事な役割を持つことを強調した。

最後に、愛に満ちた思想を広げ、世界を変えていこうと呼びかけると、会場の約9千人の参加者は、感動の拍手で応えた。