宗教立国はなぜ必要か

2009.08.09

2009年10月号記事

─政教分離の誤解をとく─

2009年5月、幸福の科学を母体とする新政党・幸福実現党が旗揚げし、国政に進出しようとしている。しかし、巷からは、政教分離を根拠に、宗教団体の政治参加を疑問視する声もしばしば聞かれる。

そこで、西洋哲学の研究者であり、欧米の政治思想にも造詣の深い、東洋大学講師の伊藤淳氏に、政教分離本来の趣旨について聞いた。

伊藤  淳

(いとう・じゅん)1962年生まれ。2001年東洋大学大学院博士課程修了。文学博士。翻訳家。東洋大学その他で、哲学・論理学などの教鞭をとる。専門はカント哲学を初めとしたドイツ観念論。英語圏やドイツ語圏の文学や哲学などを幅広く研究している。訳書として『静かな人ほど成功する』(W・ダイアー著、幸福の科学出版)、『「一流の男」への道』(D・ディーダ著、PHP研究所)などがある。

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タグ: 唯物論  プラトン  日本弱体化  宗教立国  祭政一致  政教分離 

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