加地伸行氏が基地の移設先に「原子力空母」を提案
2011.01.09
当初5月までに決断するはずだった普天間基地移設問題は、結局決着がつかないまま年を越してしまった。
当分解決できない問題に、おもしろい提案が出てきた。
立命館大学教授の加地伸行氏が産経新聞で、辺野古への移設の対案に、「原子力空母を建造して、そこを移設先にすることだ。空母は沖縄南沖の公海上に停泊すればいい。そこは<県外>であり、かつ<国外>ではないか。」と述べている。
同教授は、建設費に仮に1隻につき1兆円かかるとして、3年で3隻建造すると言う。総額は3兆円あまり。
一方、ある航空自衛隊OBによると、ステルス戦闘機を日本独自で開発しようとした場合、約2兆円で済むそうだ。
ちなみに、2011年度の子ども手当にかかる総額は約2兆5千億円。
同じ額の税金を使って日本を「救う」のであれば、票目当てのバラマキよりも、国防に費やしたほうが、はるかに価値も効果もあるはずだ。(吉)
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