国家と国民を守るための「厳しさの政治学」 - 「マキャヴェリ『現代の君主論』とは何か」 - 大川隆法総裁 霊言レポート
2014.12.24
2015年2月号記事
公開霊言抜粋レポート
国家と国民を守るための「厳しさの政治学」
「マキャヴェリ『現代の君主論』とは何か」
12月11日 幸福の科学教祖殿 大悟館
ルネサンス期のイタリアに生まれ、『君主論』を著したニッコロ・マキャヴェリの霊が、外交・安全保障の指針を語った。
為政者の心得とは何か
冒頭、マキャヴェリの霊は、戦いが起きて決定的な敗北を喫すれば、国のみならず、その国が奉じていた価値観も滅びていくと、政治の世界の厳しさを訴えた。
為政者は単なるお人好しであってはならず、リアリズムがなければならないと強調した。
「理想が正しくても、現実が負ければ、負けたほうが悪にされてしまう」「動機や途中経過だけ良くても、最後が悪ければ駄目」
先の大戦では、日本はアジアの植民地解放を目指して戦ったが敗北した。戦後70年経っても正式に軍隊を持てない「半主権国家」から脱皮できない現状を見れば、マキャヴェリ霊の言葉の重みを痛感させられる。
「私のは『厳しさの政治学』と言えばそういうことだ」 と、国を守る責任を背負う、為政者の自覚を促した。
軍事技術の性能を高め周辺諸国と連携を
中国が覇権主義を強める中、日本はどのように国を守ればよいのか。
マキャヴェリの霊は、 「少なくとも次、アメリカで民主党系大統領を出さないように努力したほうがいい」 とアドバイス。中国寄りの民主党の大統領が誕生すれば、日本は「風前の灯」になると警告した。また、 「武力のない国家は武力のある国家に絶対勝てない」 として、憲法9条改正を急ぐべきだとした。
中国の侵略主義に対抗するために、ミサイルや宇宙関連などの軍事技術の性能を圧倒的に高めることと、既に核武装をしているロシアやインドなどとの関係強化、対中国を想定したアジア、アフリカの国々との友好関係づくりなどを薦めた。
マキャヴェリの霊は、国際政治における善悪などはなく 「勝った者が善」 だと発言したが、神仏の存在を否定し、国民から自由を奪う中国に「正義」があるとは思えない。だが、自由や民主主義といった価値観を守るためにも、マキャヴェリの思想に学ぶところは多いだろう。
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