選挙のある国、選挙のある時代【3分で学ぶリバティ日本史】

2014.12.15

明治維新の基本方針、「五箇条の御誓文」の原本。一文目の「広ク会議ヲ興シ、万機公論ニ決スベシ」という言葉のもと、日本の民主主義はつくられてきた。

「選挙カーがうるさい」

「忙しいのに選挙の電話がかかってきて迷惑」

選挙の時期になると、こうした声を聞きます。気持ちはわかります。

しかし、忘れてはいけないこともあります。選挙運動が行われるからこそ、重い腰を上げて選挙に行ったり、政治について深く考えたりする人もいるということです。

今回の衆院選の投票率は52%前後(NHKによる22時時点の推定)。2012年衆院選を大きく下回り、戦後最低を記録する見込みです。「盛り上がらない」などと言われた今回の選挙で、もし各党の選挙運動員がいなければ、この数字は、さらに下がっていたはず。

選挙運動には、国民に「選挙権を行使させる」という、大事な役割があるのです。

明治維新にさかのぼる、日本の選挙

「選挙権は当たり前でない」とよく言われます。日本の歴史の中で、世界の中で、選挙権がどれだけ「稀有なもの」なのか、振り返っていきます。

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