イスラム国など中東紛争の原因に「教義の解釈の混乱」 イランの宗教学者が指摘
2014.10.11
アメリカの有名テレビ番組司会者であるビル・マー氏が、イスラムに関する発言で批判を受けていることについて、イスラムの民主化を研究するイラン人の宗教学者、レザー・アスラン氏が8日付米ニューヨーク・タイムズ紙に「宗教への誤解」と題して寄稿した。
オバマ大統領がイスラム国への空爆を発表した9月の演説で「『イスラム国』は国ではなく、イスラムでもない単なるテロ集団」と発言したことについて、マー氏は「イスラム教は、ISISとあまりに多くの共通点がある」と発言。マー氏は無神論者で、宗教の信者をおちょくる映画「レリジュラス~世界宗教おちょくりツアー~」にも出演している人物だ。
これに対してアスラン氏は、イスラム教は本来平和を求める宗教であり、イスラム教徒の本音は「イスラムの名の下に、テロを行う人々を拒否している」と指摘。マー氏の宗教観には大きな誤解があるとした。
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