狐狸庵先生・遠藤周作が語る信仰とユーモア - 「遠藤周作の霊界談義 ─新・狐狸庵閑話─」 - 大川隆法総裁 公開霊言抜粋レポート
2014.05.30
2014年7月号記事
公開霊言抜粋レポート
狐狸庵先生・遠藤周作が語る信仰とユーモア
「遠藤周作の霊界談義 ─新・狐狸庵閑話─」
4月22日 幸福の科学教祖殿 大悟館
遠藤周作は、戦後に活躍したカトリック信仰を持つ作家だ。父との葛藤、受験の失敗、病気など、人生の困難と戦いつつ、『沈黙』や『深い河』などの小説で、信仰をめぐるシリアスな問題を描いた。
その一方、素人だけの劇団や音痴だけの合唱団をつくるなど、ユーモアあふれる面を持ち、「狐狸庵先生」の雅号で愉快なエッセイも多く手がけている。
クリスチャン作家から見た現在のキリスト教の問題点
遠藤氏の霊は 「もっと不真面目になったほうがいいんだよ」「夢を持たないことだよ」 などと語り、終始、期待の裏をかいた。しかし、対話の合間には、しばしば信仰に対する真剣な思索の跡を垣間見せた。
小説『沈黙』では、信者の祈りに応え給わない神というテーマが扱われていたが、確かに現代のキリスト教では奇跡がほとんど起きていない。遠藤氏の霊は、「(聖職者たちも) 信仰そのものがよく分かっていない部分があるし、霊そのものをはっきりつかんでいない人がたくさんいる」 と指摘。キリスト教界が「液状化」していると危惧した。
一方、常に神仏の言葉を受けている幸福の科学は、逆にそれが当たり前になって信仰心が薄くなっているのではないかと、信仰者としての態度を問い返す一幕もあった。また、幸福の科学の真面目すぎる態度を窮屈に感じる人もいると指摘し、「ユーモア」の大切さをアドバイスした。
その他、霊界での様子や、世間の「毒舌」ブームへの所感など、話題は多岐にわたった。真剣な思索をしつつ、照れ隠しでユーモアを使う遠藤周作。そんな彼の人柄が現われた霊言となった。
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大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
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