米国議会に「知日派議員連盟」誕生 日本はアメリカの理解を得るチャンス

2014.03.26

アメリカ下院議会にこのほど、「知日派議員連盟(ジャパン・コーカス)」が誕生した。議会内で24日に発足式を開き、佐々江賢一郎駐米大使とともに日本酒の鏡開きを行った。同連盟には、共同議長を務める民主党議員のホアキン・カストロ氏と共和党議員のデビン・ニューネス氏をはじめ、62名が参加を表明している。

これまで日本政府とのパイプ役の一人だった米元上院歳出委員長のダニエル・イノウエ氏は、2012年12月に死去。以来、日本政府はアジアに関心の高い若手議員を日本に招くなど、新たなパイプ作りのための活動を続けていた。とりわけ昨年からは、韓国系アメリカ人が旧日本軍の従軍慰安婦問題を喧伝するなど、米国議会で活発に反日活動を行っているため、対抗策を講じる必要に迫られていた。

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