「忠義の人、誠の人を大事にしなさい」 - 「近藤勇の霊言」 ─人材の条件─ 大川隆法 法話・霊言レポート
2013.11.22
2014年1月号記事
法話・霊言レポート
新撰組局長が語る歴史観と人材の条件
「忠義の人、誠の人を大事にしなさい」
「近藤勇の霊言」 ─人材の条件─
11月7日 幸福の科学総合本部で公開収録
幕末、江戸幕府を最後まで守った、新撰組。そのリーダーであった近藤勇が、ぜひとも伝えたいことがあると、公開霊言の場でメッセージを送ってきた。
明治維新を是とする歴史観を斬る!
近藤勇の霊は、剣で空を斬るしぐさで登場し、 「明治維新は気に食わん」 と明言。
現在、一般的に受け入れられているのは、旧態依然とした江戸幕府の身分制度を変えようと、明治維新の志士たちが活躍して新しい時代を切り開いたという歴史観であるが、この見方に異議があるという。
「無血革命で新政府に(政権を)明け渡した方を持ち上げているけれど、幕府や天皇家を護った者が悪人にされたのは、正義とは何かを考えるときに疑問を持たねばいかん」
「我々にも理念があった。今だったら、鹿児島県と山口県の連合軍に内閣も国会も倒されるなんていうことがあったらどう思うか」
と、維新勢力側に立った歴史の見方に一石を投じた。
一般的な歴史観に基づき、明治維新の志士がヒーローとして描かれる小説やドラマが多い中、新撰組ファンも少なくない。近藤勇の霊が語るように、立場は違えども、信じる理念のために一途に生きた姿勢が、日本人の心を打つからだろう。
近藤勇の霊は、明治維新の是非は、約300年に及ぶ徳川家の時代をどう見るかにかかっているとして、江戸時代は 「平和が続き、庶民の文化も発展した世だった」 と評価した。
組織を発展させる人材とは
敢えて幕府側と維新側の違いを挙げるとすれば、人材の生かし方の部分だと指摘。 「幕府側にも人材はいたが、年功序列や藩の格などというものが入りすぎて、危機が迫っていることの認識が遅かった」 と、人材を使う側に決断力と実行力がなかったことを悔しがった。
また、本霊言では近藤勇の興味深い過去世も明かされるが、一貫して「忠義」や「誠」を大切にしてきた転生を送ってきたようだ。三国志の時代には蜀の将軍として、戦国時代には、映画で話題の「清須会議」の主役の一人である織田軍団の重臣として活躍した。
智謀や理性も大切だが、忠誠や誠を尽くす人も、組織を発展させる人材の条件と言えるだろう。
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
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