「上海でネット解禁」報道が予言する、中国の独裁の行き詰まり
2013.09.29
中国政府は29日、上海市の一部地域に「自由貿易特区」を開設する。外国企業を含むサービス業の規制を大幅に緩和し、厳しく規制してきた人民元の資本取引や金利が自由化される。トウ小平以来の"第2の改革開放"とも言われる、経済改革の象徴的プロジェクトだ。
だが、特区の開設を控えた24日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)が「中国がフェイスブック禁止を撤廃」という驚くべき記事を掲載した。アクセスの禁止されていたFacebookやtwitter、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が、特区内に限り閲覧可能になるというのだ。「そこまで改革するのか」と、CNNなど各紙はこぞってサウスチャイナの記事を紹介した。
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