同性愛は宗教的に認められるか イエス自身の見解が示された
2013.08.27
キリスト教国で同性愛をめぐる問題が、最大の論争の一つとなっている。これまでにベルギーなどヨーロッパの9カ国や、カナダなどが同性婚を合法としている。ニュージーランドは、このほど施行された法律によって、同性婚を認める14番目の国となった。一部の州が同性婚を認めているアメリカでは6月、同性婚のカップルを税制などで差別するのは違憲だと連邦最高裁が判決を下したばかりだ。
時代とともに変化した愛の形やライフスタイルを認めようという声がある一方で、保守派からは「家族の崩壊につながる」という危惧が絶えない。また、『旧約聖書』の「レビ記」が「女と寝るように男と寝てはならない」と記しているほか、「創世記」に登場する神が滅ぼした堕落した街「ソドムとゴモラ」の逸話を、同性愛を禁じたものとする解釈もあり、この問題はキリスト教徒の信仰において重大な問題となっている。
そこで、これまで霊言というかたちで現代の問題に対する偉人らの見解を明らかにしてきた、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、イエス・キリスト本人を招霊し、同性愛問題についての立場を聞いた。その内容をまとめたのが、27日から全国の書店で発売される『イエス・キリストに聞く「同性婚問題」』(大川隆法著)だ。
大川総裁の口を通して語ったイエスの霊は、同性愛が生まれた経緯や宗教的な背景について概説を述べた上で、現代人がこの問題にどう向き合っていくべきなのか指針を述べた。人間は転生の過程で違う性別で生まれることがあり、同性愛は宗教的に必ずしも罪とは言えないが、国家が制度として同性婚を認めた場合に国の将来がどうなっていくのかは、いまだ文明実験の途中だというのがイエスの見解である。
イエスは結論を急ぐことなく、この問題の歴史的な推移や、生命科学など現代特有の複雑な要因があることなどを丁寧に解説した上で、自身の見解を述べている。大統領が同性婚容認を表明したアメリカなど諸外国などとは違い、日本ではまだこの問題への関心は薄いが、このたび示されたイエスの霊言は、同性婚の問題についての我々の理解を格段に深めてくれる一書である。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『イエス・キリストに聞く「同性婚問題」』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1004
アマゾンの同書紹介ページ
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863953798/liberty0b-22/
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WEB限定記事 「同性愛は隣人愛のひとつ」 イエス・キリストが、同性婚に寛容な姿勢を示す
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2013年6月27日付本欄 同性婚差別は違憲 米連邦最高裁が初判断
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