22日公開の映画「尖閣ロック」 直前イベントで識者からエール
2013.06.22
昨年9月に、尖閣諸島・魚釣島に上陸したミュージシャンのトクマ氏の姿を追ったドキュメンタリー映画「尖閣ロック」が22日に公開される(上映館は文末)。この公開に先駆けて19日、東京・阿佐ヶ谷ロフトAで開催された特別討論イベントで、識者からエールが送られた。20日付シネマトゥデイ映画ニュース(ネット)が伝えた。
記事によると、映画の監督を務めた園田映人氏は、以前のイベントで「若い人たちに国を愛する気持ちを訴えたい」と語るトクマ氏に、「国を守りたいという思いを表現するなら、ピッタリなステージがある。今、尖閣諸島に行けばその気持ちを純粋な形で遂げられる」と伝えていたことを告白した。
また、内容が政治的な問題を含んでいることもあってか、上映する劇場が見つかりにくかったということに対して、イベントに出席していた作家の鈴木邦男氏が「(トクマは)幸福の科学でしょ。だったら行く前から新宿の映画館あたりで一カ月やらせてよ、と言えばよかったのに、アニメなんかでもやっているじゃない。それくらい割り切ってやったらいい」とエールを送るシーンもあったという。
園田監督は、弊誌の取材に対してこう話している。
「この映画は、一人の男が『自分のための人生』から、『自分を超えたもののために生きる人生』へと舵を切る姿を追ったもの。尖閣が日本の領土であることは言うまでもありませんが、この映画を通じて伝えたいのは、日本人の持つ精神的な価値の素晴らしさ、ロマンについてであり、それを日本人に思い出してほしいし、世界の人々にもお届けしたい、そういう思いです」
領土問題という政治的なテーマを扱ってはいるものの、試写会では、「純粋にエンターテインメントとして楽しめた」「勇気をもらった」などの声が集まっているという。
梅雨を避け、映画館で「自分を超えたもののために生きる人生」に浸るのはいかがだろう。(格)
【関連記事】
シネマトゥデイ映画ニュース
尖閣諸島上陸、その背景にあったものとは?政治ドキュメンタリー関係者が徹底討論!
http://www.cinematoday.jp/page/N0053984
■「尖閣ロック」上映スケジュール
(以下は6/21現在のもので、時間変更もあり得ます。鑑賞の際は、下記の連絡先にご確認ください)
●東京・オーディトリウム渋谷(03-6809-0538)
6/22(土)~7/5(金)10:30(6/22、23の両日はトクマ氏がライブ出演)
●神奈川・Boxスタジオ伊勢原(090-9684-4035、minami)
6/ 22(土)16:00
●沖縄・石垣市民会館(0980-82-1515)
6/23(日)14:00/20:00
●沖縄・桜坂劇場(098-860-9555)
7/7(日)~12(土)詳細未定
●大阪・シアターセブン(06-4862-7733)
7/20(土)~26(金)12:45/15:10
7/27(土)~8/2(金)14:35
【関連記事】
2013年7月号記事 「尖閣ロック」 リバティWeb シネマレビュー
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=6071
2012年9月19日付本欄 尖閣上陸に国交省が被害届 日本人上陸者をなぜ「愛国有罪」にするのか?
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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