福島県など東北地方の住民が政府に原発再稼働を要請 - Newsダイジェスト
2012.11.24
2013年1月号記事
脱原発は“殺人政策"だ
首相官邸前で抗議活動を行う東北地方などからの参加者。
東京・赤坂の首相官邸前で11月9日、「東北人による東北復興のための原発推進集会」が、幸福実現党の福島・宮城・山形の3県の本部の主催で開かれた。3県からは、バスを連ねるなどして参加。首都圏からの応援も含め、約350人が駆けつけた。
参加者は、「東北復興に原発は必要だ!」などと訴えた(写真)。原発事故の放射線による死者はゼロであるにもかかわらず、強制移住が病気の悪化や自殺を招いたことに対し、怒りの声が上げられた。
3県の代表ら4人は内閣府を訪れ、野田佳彦首相あてに「脱原発」方針を撤回し、原発の早期再稼働を進めることを求める要請書を提出。 内閣府の担当者は「原発推進を訴えるために東北の方が来られるとは本当に意外です。皆さんの思いは総理に届けます」と話した。
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