あの芥川賞の芥川龍之介が「週刊文春」に苦言
2012.07.21
公開霊言抜粋レポート
芥川龍之介が「週刊文春」に苦言
悪質報道からの「転業」を勧める?
「芥川龍之介が語る『文藝春秋』論評」 2012年7月20日収録
先日、本年度上半期の芥川賞および直木賞の受賞者が発表されたが、両賞を主催する日本文学振興会の本体である文藝春秋社と言えば、「週刊文春」の捏造記事などによって社会的な批判にさらされている。その悪質な報道姿勢は、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁による霊言(7月10日収録)によって、文春創業者・菊池寛の霊が強い影響を与えていることが明らかになった。
7月20日には、菊池寛の盟友にして芥川賞がその名を冠する小説家・芥川龍之介の霊言が収録された。芥川の霊は、現代のマスコミに対して、そして「週刊文春」に対して何を語ったのか。
以下、本霊言の抜粋レポートを掲載する。
※本レポートは、文藝春秋社および「週刊文春」、マスコミ全般に関する部分を抜粋した。このほか、芥川龍之介の霊は、自身があの世のどういう世界に還っているのか、普段はどういう人たちと交流があるのか、川端康成、太宰治、志賀直哉、有島武郎、夏目漱石、森鴎外ら、日本の著名な作家たちがどういう世界に還っているのか、などについても語っている。本霊言は、幸福の科学の支部や精舎で7月21日から公開している。
質問者
里村英一(幸福の科学 専務理事・広報局担当)
小林早賢(幸福の科学 広報・危機管理担当副理事長)
高間智生(幸福の科学 メディア文化事業局担当チーフ)
芥川龍之介の霊言
大川隆法総裁 私は霊人の霊言をたくさん録っており、ここ二年半ぐらいで百冊近く霊言の本を出しました。これは、「ある意味での常識破壊を、一生懸命、行なっている」ということです。
「霊界はある。人は、死後、それぞれの個性を持って、あの世に還る。あの世の世界で、まだ人生の続きがあるのだ」と教えることは、宗教にとって非常に大事な仕事の一つではないかと私は思います。
「ある程度、実績のある人物」の霊言を数多く出し、それらを並べてみることによって、霊人の個性や質の違いなどを見ていただければ幸いです。
先般は、菊池寛の霊言(二〇一二年七月十日収録。『「文春」に未来はあるのか』〔幸福の科学出版刊〕として発刊)を録りましたが、その流れで、今日は芥川龍之介の霊言の収録を予定しています。菊池寛と芥川龍之介とは一高時代からの知り合いであったようですし、第三次の「新思潮」という雑誌を刊行する際には、菊池寛や久米正雄と一緒に芥川も参加しています。また、芥川が昭和二年(一九二七年)に三十五歳で亡くなったあと、文藝春秋の社長であった菊池寛によって、新人作家を対象とする芥川賞が設けられています。菊池寛と芥川龍之介とは縁があるであろうと思われるので、最近の「文春」について、芥川は何か考えを持っているのではないかと思います。
それでは、亡くなられた小説家、純文学の小説家である、芥川龍之介さんの霊をお呼びしたいと思います。
(1)「週刊文春」はフィクションとノンフィクションが区別できなくなっている
里村菊池寛さんとは今でも交流がありますか。
芥川龍之介 ときどき、見舞いには行っているよ。
里村どういう所へお見舞いに?
芥川龍之介 ハハハハ。それを訊くか。う~ん。本性は、やはり、趣味に表れるわな。彼の趣味は、競馬・競輪系の遊びから麻雀や酒や女、まあ、そうした世界だからさ、君らから言えば、いわゆる「地獄の一丁目」だよ。
里村菊池寛さんは、「嘘でも本当でも何でもいいじゃないか」とか、「週刊誌は、基本的には、ゆすり、たかりを仕事の原理にしてる」とか言っていました。
芥川龍之介 君らには分かってもらえないかもしれないけれども、やはり、創作の苦悩というものがあってなあ。プロの作家といったって、一年で原稿を三百枚も書けば、けっこう一人前のプロなんだな。
そのため、みんな、銀座で酒を飲んだり、作家同士で集まってくだを巻いたり、いろいろするわけだ。体験的なものは書きやすいから、一作、二作は書けるんだけど、あとは書けなくなって、いきおい、はちゃめちゃな人生をいろいろと送ってみたり、体当たりでいろんなことに首を突っ込んだりするわけだ。
物書きの世界は荒れた世界ではあると思うよ。あなたがたのように、「神様、仏様の世界の話だけを書いて生きていける」ということのほうが不思議なんだ。
小林神様、仏様の世界以前の話として、「小説の世界のなかで、いろいろな話をつくり出す」ということと、「報道の世界で、“事実”をつくり出す」ということの間には、越えてはならない一線があると思います。
芥川龍之介 (同じ出版社が)フィクションとノンフィクションの両方を出していると、その境界線がよく分からなくなってくるんだよな。ノンフィクションでなければならないのに、フィクションでも構わないような錯覚にとらわれることがある。
このあたりに、倫理観として峻別できないでいるというか、混線している部分があるね。
(2)嫉妬心と劣等感がマスコミを動かしている
芥川龍之介 要するに、「マスコミとのかかわり」は、全部、嫉妬心の研究にすぎないんだよ。
本来、「文春」や「新潮」は保守派だから、本当は左翼とは一線を画していなければならないのだろうと思うが、そういう保守派の雑誌であっても、やっぱり嫉妬心はあるわけよ。
その部分を追求すると、共産主義と保守、まあ、右翼かもしれないけど、その主張が妙に一致してくるんだよな。両極端になると、嫉妬の部分で一致してきて、結論的に似てくるところがあるんだよ。
だから、彼らには、無名であることに対する屈折感があるわけよ。自分の名前で本を書いたり言論を発表したりしている人に対する嫉妬がすごくあるんだ。しかし、彼らは、自分の名前で書くとなると、生活が成り立たない。「独立して、やれるか」といったら、みんな、自信がない。本を書いても売れなかったら、それで終わりだ。文藝春秋のほとんどの社員は、作家や評論家になれるものなら、なりたいだろう。自立して飯が食っていけるようになるなら、なりたいだろうけど、なれないから、無名の権力として戦っているわけだよね。その嫉妬心の部分には共産主義と共通するものがあるんだよな。
里村昨日の夜、私は、あるジャーナリストと話をしました。雑誌業界の人物です。その方は、「『週刊文春』の新谷学編集長は、やりすぎである」と、はっきり言っていました。
芥川龍之介 う~ん。あれはね、「強い者に喧嘩を売り、虚勢を張っている」ということかな。「よく吼える犬ほど、本当は弱い」という話があるけど、本当は弱いから、よく吼えているんだよな。大物に対して吼え、もし、相手が反撃できないで黙ったり、相手に対する世間の評価を少しでも落とすことができたりすれば、勝ったような気持ちを味わえるからね。だから、そういうものに挑んでいくんだけど、その裏には深い劣等感のようなものがあるんだ。
それで、自分をごまかして、何と言うか、「正義」という名前にすり替えてくる場合もある。劣等感があるんだと思うよ。
小林ただ、弱者の場合には、それでも、ある種の許しといいますか、その対象になってくるのですが、「いわば第一権力者(マスコミ)が、嫉妬心その他、もろもろの感情に突き動かされて行動し、社会全体を動かす」というのは、はなはだ、まずい状況ではないかと思います。
芥川龍之介 でも、君たちは、あれだろ? 「菊池寛の霊言」を出したんだろ? それを出すだけで、芥川賞も直木賞も、結果的には、かなり泥を掛けられたのと同じようなことにはなるだろう。「クエスチョン」が付いただろうからね。「こんなところの品評会で選ばれているのか」ということになるので、結果的には、ある意味での目的は達したんじゃないか。
それと、月刊「文藝春秋」などは、小説や評論をたくさん載せているとは思うけど、ほんとに読まれないんだよ。それは、もう嘆きだよな。彼らの作品は読んでもらえないんだ。まあ、あんな厚いものを読むほど暇でもなくなっているんだろう。現代人は、みな、もう、短いものしか読まないからね。だから、「読まれない」ということが、文芸の衰退というように捉えているわけで、その意味では、絶滅期の恐竜のような感慨を彼らも抱いているんだよ。「自分たちの業界自体が、今、もう絶滅に瀕しているんじゃないか」と思っているんだ。
(3)文藝春秋社の良識派は何を考えているのか
里村今、霊界からご覧になって、「週刊文春」の新谷学編集長、および、今の方針を了としている平尾隆弘社長を、誰か霊界のほかの者が動かしているのでしょうか。
芥川龍之介 その新谷学編集長については 言葉は選ばなければいけないけれども、おそらく、文藝春秋のなかでも、いろいろと評価は分かれていると思うよ。文藝春秋のなかにも、いわゆる良識派と言われる人たちはいるはずであり、「古きよき文藝春秋の伝統のようなものを護りたい」と思っている守旧派もいると思うので、必ずしも内部的に一元化されているとは私は思わないよ。だから、その新谷氏を私はよく知らないけれども、いわゆる「かませ犬」的な存在なのではないかな。マーケットを広げるために、あえて、そういうあくの強いのを出してきているんだと思うんだよな。
そういう守旧派的な人たちのほかに、不況打開のために、「かませ犬」的に噛みついていく人を、あえて飼っているんだよ。それで、もし“狂犬病”まで起こしたときには、おそらくクビになるんだろうからさ。そういうかたちで、一時期、放し飼いにされている者もいると見るべきだろうね。
里村(文藝春秋社の)経営陣について、芥川先生から何かメッセージはございませんでしょうか。
芥川龍之介 出しているほうの側としても、そういう、いかがわしさ、汚らわしさのようなものを、ある程度、感じてはいるんだけど、現実に、「そういうものを出したときには売れて、そういうものを避け、おとなしい、平凡な記事を書くと、売れずに、返本される」という、この厳しさみたいなものを、経営陣は味わっているんだろうと思う。それで、おたくだけではなく、皇室にも噛みついたりして、悪い記事をたくさん書いているんだよ。
(4)悪い記事を書くくらいなら、宝くじで儲けよ
里村第一権力になったものが、こういうかたちで、大衆の劣情を煽っていくならば、本当にマスコミファッショが始まっていくことになると私は思います。
芥川龍之介 もし、あなたがたの言うとおり、(幸福の科学の)教えが広がっているのならば、「彼らには、大川隆法を攻撃しているように見えて、同時に、民衆を敵に回している面もあるのだ」ということであり、それなりの反作用を生むことになるんだよ。だから、その過激な記事によって、例えば、多くの人たちの信仰の対象となっている人を穢したり、聖務を潰したりするようなことをしたら、やはり、それなりに顰蹙を買うし、反作用は来るし、当然、出版社としての格が落ちてくるわけだよ。今、そういう「信用合戦」をやっていると思うんだ。
だから、今、基本的には、政治家たちを攻撃するのと同じスタイルで、あなたがたを攻撃していると思うんだけど、この違いが分かっていない部分は、まだ甘いところだと思うね。
里村そうですね。「聖なるもの」と「俗なるもの」の違いが分かっていません。
芥川龍之介 そうそう。その違いがまだ分かっていない。だから、政治家を攻撃するのと同じ戦い方で打ち込んでいるんだけど、政治家の支持者と宗教の信仰者とには質の違うものがあるので、信仰を踏みにじった場合の怖さを、まだ十分に理解していないところがあると思うな。だから、それが、ある程度の民意を形成する勢力の一部になってきた場合、今度は、彼らのほうが負けて、魔女裁判にかけられるようなかたちになってくるわけなので、ある意味での権力闘争が始まっているのかもしれないね。
里村文藝春秋という会社に対して、芥川先生からのアドバイスがありましたら、ぜひ、お願いしたいと思います。
芥川龍之介 まあ、そういう際どい記事で儲けなくてはいけないぐらいだったら、もう、宝くじでも売り出したほうがいいんじゃないかな。どうせなら、「文藝春秋宝くじ」というものを売り出して、金を集めたほうが、むしろ菊池寛の精神に合っているんじゃないかな。
宝くじでも出してさあ、それで赤字部門を補填すればいいのよ。そちらのほうが、まだ、世の中に対する害悪は少ないし、当たった人は儲かって喜ぶから、いいんじゃないかな。
大川隆法総裁 ジャーナリストは、「取材を申し入れては断られる」ということを繰り返していると、だいたい性格が悪くなってきます。もともとは純粋な熱意も持っているのですが、取材を断られ続けているうちに、だんだん、性格が曲がっていき、ひねくれてくるのです。まあ、気の毒だとは思います。その点、当会は、どのような種類の霊人であっても、霊言収録の場に呼び出すことができます。この強制力は、マスコミにとって悔しいでしょう。
「文春」も、悔しかったら、「菊池寛の霊言」や「芥川龍之介の霊言」を収録して自分のところから出すか、それらをフィクションとして書き、雑誌に連載すればよいと思います。「書けるものなら書いてごらんなさい。書けないのなら、黙りなさい」というところでしょうか。
以上
参考記事:2012年7月11日 幸福の科学攻撃の黒幕、文春創業者・菊池寛の正体
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4560
参考記事:2012年7月11日 「地に堕ちた週刊文春」除名元信者のつくり話でねつ造記事
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4559
参考記事:2012年5月号 事実無根の中傷記事を載せ続ける「週刊文春」――報道のモラルを取り戻せ
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4009
参考記事:2012年2月24日 公開霊言抜粋レポート『週刊文春』とベルゼベフの熱すぎる関係――悪魔の尻尾の見分け方
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3845
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
本霊言は、幸福の科学の全国の支部や精舎で一般公開中です。
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