カダフィ政権崩壊
2011.08.25
リビアの反体制派は23日、カダフィ大佐の邸宅のある首都トリポリ南部のバーブ・アジジヤ区域に進攻し、首都のほぼ全域を制圧した。
各メディアは、カダフィ政権が事実上崩壊していると伝えている。
ただ、カダフィ大佐の身柄はまだ拘束していない。
こうした民主化の流れを止めることは難しいだろう。
大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁も21日に行われた法話での質疑応答で、次のように述べている。
「軍事的権力が国民を一元的に圧迫する体制は避けたい」
「軍事政権が幅をきかせているような国家は、民主化する方向に応援したい」
独裁国家が次々と民主化されていく中で、世界は新しい秩序を模索しはじめている。頼みのアメリカはその指導力を急速に低下させており、日本はリーダー国家の一つとして世界に貢献する必要がある。良い意味で世界の舵取りをする気概を持たなければ、民主化の流れは単なる混沌をもたらすだけで終わってしまうだろう。
民主党の代表選が盛り上がってきつつあるが、みな内政問題ばかりを語り、国際問題を語っているようには見えない。そこに、日本の不安要素がある。(村)
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