ベネズエラの独裁者がトランプ氏に「条件付きの国外退去」を拒否され、「無条件降伏」を迫られる ─ トランプ氏の存在が最大の「抑止力」になり、世界平和に近づく

2025.12.04

《ニュース》

「麻薬流入」をめぐりアメリカとベネズエラの緊張関係が高まる中、ロイター通信は2日に、「ベネズエラのマドゥロ大統領がトランプ政権に恩赦などを求めたが、拒否された」と報じました。

《詳細》

トランプ米政権は9月以降、麻薬密輸対策として、独裁国家ベネズエラの麻薬密売船を攻撃し続けています。米政府は11月には、マドゥロ政権が率いているとする麻薬密売組織「カルテル・デ・ロス・ソレス」を外国テロ組織に指定しました。

そうした中、ロイターが取材した関係筋4人によると、トランプ大統領は11月21日にマドゥロ氏と電話会談を行い、「28日までに国外退去する」ようマドゥロ氏に求めていたといいます(12月2日付)。

マドゥロ氏は、制裁解除や自身の恩赦などが得られれば、ベネズエラを去る用意があると述べましたが、トランプ氏はその要求の大半を拒否し、「家族とともにベネズエラを離れる1週間の猶予がある」と通告。その期限が11月28日に切れたために、トランプ氏は翌29日にベネズエラの領空閉鎖を宣言したとのことです。

マドゥロ氏の選択肢が失われつつある中、トランプ氏は12月3日にも、「彼らがどこで薬物を製造しているか分かっている。地上への攻撃もまもなく始める」と述べ、圧力をかけ続けています。

《どう見るか》

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タグ: トランプ  国外退去  軍事介入  麻薬  制裁  ベネズエラ  独裁者 

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