「ヒックとドラゴン」 ─ ザ・リバティ Pick Up Movie

2025.08.28

© 2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 

2025年10月号記事

Movie

編集部がオススメする「今こそ観たい」映像作品。

「ヒックとドラゴン」

9月5日(金)全国公開

信じ合う勇気が世界を変える

【スタッフ】
監督:ディーン・デュボア
【キャスト】
出演:メイソン・テムズ、ニコ・パーカー、ジェラルド・バトラー、ニック・フロスト ほか
【配給等】
配給:東宝東和
【公開日】
2025年9月5日(金)全国公開

 

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レビュー

遥か北方の海、オーディン神を崇めるバイキングの地・バーグ島。そこでは、人間を脅かす宿敵ドラゴンを一掃すべく、何世代にも渡る長い戦いが繰り広げられていた。

族長の息子ヒックは、父のような強い戦士を目指していたが、バイキング始まって以来のひ弱な体と臆病さでいつも厄介者扱い。発明好きで、優しさとユーモアがあっても、力と勇敢さが最高の価値だったバイキングの世界では、認められることはなかった。

ある夜、自作の投擲機を使い、いまだその姿を見て生還した者はいない最恐のドラゴン「ナイト・フューリー」を撃墜したヒック。仕留めればバイキングとして認められる。だが、怪我で飛べなくなった彼を殺すことができず、代わりに手製の尾翼を作り、飛行訓練を重ねていった。そして、彼を「トゥース」と名付け、一心同体の強い絆で結ばれていく。そこに立ちはだかる"バイキングの掟"。突如明らかになる巨大な脅威。やがて、バイキングの世界を揺るがす壮絶な戦いが始まるが……。

世界的大ヒット作となったドリームワークス・アニメーション『ヒックとドラゴン』(2010年)の実写化で、監督はディーン・デュボア氏が続投。海外ではアニメシリーズを超えるヒットを記録した。飛翔シーン最高峰と評される"ドラゴンライド"の神話的な映像美はさらに進化。父と子が織りなす愛情と葛藤のドラマを丁寧に追いながら、常識を鵜呑みにしない探究心、自身の非凡な力を発見する奇跡、選択した運命を突き進む信念を描いていく。とても胸踊る王道の成長物語だ。

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ザ・リバティWeb シネマレビュー

「ヒックとドラゴン」

(星4つ。満点は5つ)


タグ: ドリームワークス  バイキング  メイソン・テムズ  オーディン神  ヒックとドラゴン  運命  ディーン・デュボア  シネマレビュー  勇気  2025年10月号記事 

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