愛知県が年3日自由に学校を休める制度導入へ、「休み方改革」で親の有給取得促す 厳しい時代こそ「勤勉の精神」を教えるべき
2023.03.17
画像: cowardlion / Shutterstock.com
《ニュース》
愛知県は公立の小中高生が保護者の休みに合わせて学校を休んでも欠席扱いしない制度を、新年度に創設すると発表しました。
《詳細》
2023年度の2学期以降、児童・生徒が自由に日を選び、校外で自主学習できる「ラーケーションの日(校外学習活動の日)」として導入。最大で年3日、まとめて取得することができ、登校しなくても欠席扱いになりません。
愛知県の大村知事が16日の記者会見で、「保護者が子供のラーケーションの日に合わせて休暇を取得し、一緒に学習を楽しむことで保護者の休み方改革につながる」と発言。家庭環境によって制度を利用できない児童生徒については「無理強いする気はない。よく話し合って取り組んでいただければ」と言及しました。
愛知県は県民の「休み方の改革」を進めており、「ラーケーションの日」もその取り組みの一環です。他にも、11月27日を「県民の日」とし、27日までの1週間のうち学校ごとに定める1日を休校日とする「県民の日学校ホリデー」を導入することも発表。23年度には有給休暇の取得率が一定の割合を超える中小企業を県が認定する制度を開始する予定です。
《どう見るか》
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