米大手IT企業5社、異例の全社減益 やはり実体経済の"補助産業"としては過大評価され過ぎていた!?
2023.02.04
画像: Poetra.RH / Shutterstock.com
《ニュース》
アメリカ大手IT企業5社について、2022年10~12月期の決算が2日、出そろいました。全社において減益となり、異例の事態として波紋を呼んでいます。
《詳細》
米経済において「一人勝ち」状態となっていた、グーグル持ち株会社(アルファベット)、アマゾン、メタ(旧フェイスブック)、アップルの「GAFA」と呼ばれる4社に加え、マイクロソフトの昨年最終四半期の決算が出そろい、全社の純利益がマイナスとなりました。
アルファベットは純利益34%減で、動画投稿サイトユーチューブにおけるネット広告収入減少などが大きく響きました。同社の広告事業が減益になったのは、2004年の上場以来初めてです。
アマゾンは98%減となりました。多くの企業がIT分野への投資を減らし、同社のサーバーサービスなどの利用を見直すなどしたことが影響しています。
メタも55%の減収で、収益の柱である広告事業の不調が響きました。
アップルは13%減、マイクロソフトも12%減となりました。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画