司馬遼太郎生誕100年の今年、「好きな司馬作品」トップは『坂の上の雲』 国難迫る今こそ英雄史観を甦らせよ
2023.01.13
秋山兄弟生誕地に建つ秋山好古像。
《ニュース》
2023年は作家・司馬遼太郎の生誕100年です。司馬遼太郎記念財団(大阪府東大阪市)は11日、全国の読者が選ぶ「好きな司馬作品」のランキングを発表しました。1位は、激動の明治日本を描いた『坂の上の雲』でした。
《詳細》
2位は『竜馬がゆく』、3位が『燃えよ剣』。女性のトップは『燃えよ剣』、男性は『坂の上の雲』。そして『竜馬がゆく』が全世代にわたって3位以内に入っています。
アンケートは2022年秋、司馬遼太郎記念館館内とホームページにて実施。総回答数は1567人で、小学生から90代まで、幅広い年齢層から回答がありました。
「次世代におすすめの司馬作品」も、1位は『坂の上の雲』。2位が『竜馬がゆく』、3位は『街道をゆく』でした。
財団の上村洋行理事長は「長編の根強い人気作品が選ばれた。読者は長い作品を通して時代を追体験し、司馬からのメッセージを受け取るのだろう」と話しています。
《どう見るか》
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