厚労省、4歳以下にもコロナワクチン「努力義務」 世界で行われている議論を無視した周回遅れの判断
2022.10.08
《ニュース》
厚生労働省は7日、生後6カ月~4歳を対象にした新型コロナウィルスワクチンの接種に関して、5歳以上と同じく、予防接種法上の「努力義務」を課すことを決定しました。同日行われた専門家分科会で了承されました。
《詳細》
5日に厚労省の特例承認によって、4歳以下向けのワクチンが国内で初めて実用化されてから、日を置かずに努力義務が課せられた形です。
7日の分科会では、専門家から「安全性のデータもあり、オミクロン株に対する効果がしっかり確認できている」などの意見が出たとのこと。ワクチンは3回接種するファイザー社製で、今月24日から接種が始まり、原則無料の公費接種となります。
一方で同日、厚労省は11歳の男児がコロナワクチン3回目の接種後に死亡していたことを発表しました。5~11歳向けのワクチン接種後の死亡例としては2件目です。
男児は9月19日にファイザー製のワクチン3回目接種を受け、翌日から発熱やけいれんなどの症状が現れ、同月24日に亡くなったとのことです。専門家部会は、「情報不足などによりワクチンと死亡の因果関係は評価できない」としています。
《どう見るか》
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